この夏はパラリンピックに熱い私だ。
今までじっくり観戦してこなかったので
学ぶことが多すぎた。
まだ観ていない人は閉会までにぜひ観てほしい。

何が面白いって
それぞれが自分の障がいと向き合って
自分にふさわしい動きや戦い方で最善を尽くす姿勢が
人生そのものだというところだ。

またガイドランナーやタッパーたちの
選手と限界まで寄り添った姿勢には
相手を理解し共にに生きるといった
私たちへの課題を突き付けられた気がした。

映像に映されるどの人々も
互いを尊重したやりとりと思いやりに満ちていて
一種の理想郷のような印象さえ受けた。
人々を自然と優しい気持ちにさせる空間だったのだろう。

ただここに登場する選手たちは
様々な苦難を乗り越えてきた「英雄(ヒーロー)」である。
今も私たちの身の回りにいるであろう
困難の最中にいる人々を支えることができるとき
パラリンピックの精神が本当に理解されたといえるだろう。