毎年学校には飼育動物の調査がくる。
いつも答えは一緒で、動物を飼っていないと答える。
今は殆どの学校が飼育動物がいない。

私が子どもの頃は多くの主に小学校には動物がいた。
うさぎと鶏といえば定番で
豚なども飼育されていたと聞く。

夏休みには当番制で小屋の掃除と餌やりがあるが
とにかく鶏の世話が怖かったのも
今となればひとつの思い出となっている。

アレルギーや感染症などで飼育をやめる学校が増え
家で生物を飼っていないと
なかなか生き物に触れる機会は少ないだろう。

と思っていたところに
今朝学校玄関の貯水にいる金魚を見て楽しそうに話している生徒がいた。
聞けば金魚に名前を付けて鑑賞しているらしい。

区別がつくのかと尋ねたら
4匹ほどだが見分けられるということである。
なんだかうれしくなった。

次回の飼育動物の調査には
金魚を飼っていると記そうと思う。
餌やりしながら名前も教えてもらいたいものだ。